京阪電鉄は2024年12月20日、プレスリリースにて2025年4月1日に運賃改定を行うと公表した。今回はこれについて見ていく。
全区間10円値上げで150円へ!
今回の2025年4月1日長崎電気軌道運賃改定では、運賃値上げを図る。
今回の運賃改定では長崎電気軌道は全線140円から150円に値上げする。まあ2014年までの100円よりはだいぶ値上げしたが、それでも日本最安値であり初乗り運賃だけで見ても運賃変動制を採用している宇都宮ライトレールの150円と同額である。
また定期券も7.14%値上げする。
ただ、2024年時点で他都市の路面電車が200円程度にまで値上げしているにもかかわらず、150円は安すぎやしないか。実際長崎は長崎電気軌道の安すぎる運賃のせいで長崎県営バス・長崎バスが異常な安値を強いられていたほか、儲ける気力を失うので最低賃金が全国最安値となっている。おかげさまでぜんぜんお金が回らないので市民の奥が困窮しダントツで県庁所在地別人口減少ワースト2トップとなっている。JR九州長崎本線ですら初乗り170円から200円に値上げするんだ、長崎電気軌道の路面電車も150円ではなく180円や200円に値上げすべきだろう。
結び
今回の2025年4月1日長崎電気軌道運賃改定では、全線運賃を140円から150円に値上げすることとなったが、まだ異常なほど安い。
今後長崎電気軌道でどのようなダイヤ改正を行うのか、見守ってゆきたい。
関連資料 – 上限運賃変更認可申請(運賃改定予定)のお知らせ – 長崎電気軌道
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