ソウル交通公社や仁川交通公社は2025年6月20日、プレスリリースにて2025年6月28日にソウル首都圏電鉄全線で運賃改定を行うと公表した。今回はこれについて見ていく。
一律150ウォン値上げで東京の鉄道並みの初乗り運賃に!
今回の2025年6月28日ソウル首都圏電鉄運賃改定では、2023年10月7日ソウル首都圏電鉄運賃改定以来約1年8か月ぶりに運賃改定を行う。同日仁川地下鉄1号線が延伸することからそれに合わせたものだろう。
今回の運賃改定では大人一律150ウォン、青少年一律100ウォン、こども一律50ウォン値上げとなる。これによりICカードT-money利用時の初乗り運賃は1,400ウォンから1,550ウォン(約155日本円)に値上げする。
もはや155円となると東京の鉄道並みの初乗り運賃並みであるが(しかもたいてい2026年までに値上げ後)、ソウル首都圏電鉄は初乗り運賃で10kmまで行けるしその後も5kmごとに100ウォン(約10日本円)しか値上げしないこと、ソウルメトロや韓国鉄道KORAIL、仁川地下鉄をまたいでも運賃が通算であることを踏まえると遠距離は依然ソウル首都圏電鉄の方が安いと言えるだろう。
結び
今回の2025年6月28日ソウル首都圏電鉄運賃改定では、一律150鵜損の値上げで初乗り1,550ウォンと東京の大手私鉄並みになった。
今後ソウル首都圏電鉄でどのようなダイヤ改正を行うのか、見守ってゆきたい。
関連資料 – 都市鉄道運賃調整案内 – ソウル交通公社
関連資料 – 都市鉄道運賃調整案内 – 仁川交通公社
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