5000形置き換えと貝塚線増発に向け値上げへ! 西日本鉄道運賃改定(2026年4月)

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5000形置き換えと貝塚線増発に向け値上げへ! 西日本鉄道運賃改定(2026年4月)

西日本鉄道は2025年9月17日、プレスリリースにて2026年4月に運賃改定を行うと公表した。今回はこれについて見ていく。

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関西大手私鉄同様初乗り180円へ!

今回の2026年4月西日本鉄道運賃改定では、2023年3月27日以来約3年ぶりに運賃の本体価格を値上げする。

西日本鉄道運賃改定の詳細は以下の通り。

西日本鉄道運賃改定比較
改定日
営業キロ(km)
2023/3/27 2026/4/1 値上げ率 西鉄福岡(天神)から
1~3 170 180 5.9% 高宮
4~6 220 240 9.1% 大橋
7~9 270 300 11.1% 雑餉隈
10~13 320 360 12.5% 下大利
14~17 370 420 13.5% 西鉄二日市
18~21 420 480 14.3% 筑紫・太宰府
22~26 470 540 14.9% 三国が丘
27~31 530 600 13.2% 西鉄小郡
32~36 580 660 13.8% 味坂
37~41 640 720 12.5% 西鉄久留米
42~46 690 780 13.0% 大善寺
47~51 740 840 13.5%
52~56 810 900 11.1%
57~61 870 960 10.3% 西鉄柳川
62~66 930 1,020 9.7%
67~71 1,000 1,080 8.0%
72~75 1,050 1,140 8.6% 大牟田




これにより初乗り運賃を170円から180円に、普通運賃で10円~100円値上げし約11.1%値上げする。

また通勤定期で約15.6%、通学定期も約9.0%値上げとする。

まあ初乗り180円というのは関西大手私鉄である近畿日本鉄道や南海電鉄、名古屋鉄道の初乗り運賃と同額であるし、福岡市を走るJR九州は初乗り200円、福岡市地下鉄は初乗り210円であることを踏まえるとむしろまだ安いと言えるだろう。9km以内300円で福岡市地下鉄の300円と同額、JR九州の270円よりやや高いくらいで落ち着くので割高とはいえないだろう。

なお他社同様基本運賃値上げに合わせ鉄道駅バリアフリー料金10円加算は廃止する。




なおプレスリリースにも記載がある通り、今回の運賃値上げで5000形を9000形に車両更新するほか、2026年3月から貝塚線で600形から7050形への車両更新に伴い1本車両増投入、増発を図ることとなる。そもそも2020年比物価20%増加と比べても許容できる範囲の値上げであるが、減便して値上げすることが多い中(おそらく国土交通省から運賃値上げに際し無駄な列車を削減するよう言われている)増発して物価高分より低い値上げとなれば利用者としては十分すぎるほどのメリットだろう。


結び

今回の2026年4月西日本鉄道運賃改定では、10円~100円値上げし初乗り180円となる。

今後西日本鉄道でどのようなダイヤ改正を行うのか、見守ってゆきたい。

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関連資料 – 鉄道の運賃改定の申請について – 西日本鉄道

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