ヨーロッパ鉄道時刻表(トーマスクック時刻表)の読み方

ヨーロッパ鉄道時刻表は、ヨーロッパ各国の都市間列車の時刻を記載した時刻表である。

今回はヨーロッパ鉄道時刻表の読み方について考察していく。


概要

そもそもヨーロッパ鉄道時刻表は、ヨーロッパ圏の鉄道を記載している時刻表です。旧称トーマスクック時刻表ですが、今は名前が変わっています。

イギリスやフランスはもちろんのこと、ロシアも全域網羅しています。冷戦時代からがっつり東ヨーロッパまで列車の時刻を掲載していましたし、平気で平壌まで時刻を記載していました(もっとも東側は西側よりはるかに列車が少なかったが)。

そんな政治と無縁にヨーロッパ中の列車時刻を記載するヨーロッパ鉄道時刻表ですが、日本の時刻表と同じ読み方をすると大きく失敗します。そこで今回はヨーロッパ鉄道時刻表の読み方について見ていきたいと思います。

日本語版でも英語を読め!

ヨーロッパ鉄道時刻表の鬼鉄則を作るとしたらまず挙がるものですが、ヨーロッパ鉄道時刻表は日本語版を発売していますが、若干日本語解説があるほかは残りのほぼすべてが英語です。しかも、その英語部分に運転日や発着駅の違いなどの極めて重要な情報を記載しており、英語を読まずに使用するのは極めて危険です。

とはいっても、英検4級程度(中学生レベル)があればたいてい読めますので、高いレベルの英語は必要としません。

お知らせはWhat`s new in this monthを読め!

ヨーロッパ鉄道時刻表には、お知らせページがあります(と言っても一部に割愛した号もあるのですが)。このお知らせページはニュースやWhat`s new in this monthと記載しているのですが、なぜか離れたページにぽんぽん飛んでるんだは…

もっとも、冒頭上部の右側または最終行に次は何ページですと記載はあるので、迷うことはないのですが…

INTERNATIONALは乗り継ぎ時刻表と思え!

これは非常に重要なことなのですが、時刻表本文の冒頭にあるINTERNATIONAL(国際列車)に記載の列車は、たいていほかのページにも記載があると思ってください。

日本の大型時刻表でいう特急列車時刻表や新幹線と在来線の乗り継ぎ時刻表に近いもの、と捉えた方が日本の感覚では読みやすいように感じます。

なお、駅名の左側に3桁~4桁の数字が振ってありますがこの表にとぶと日本の時刻表でいういわゆる在来線ページ的なページに飛び、他の列車や営業キロを見ることができます。

唯一の例外はフランス・ベルギーとイギリスを結ぶユーロスターで、ユーロスターのみINTERNATIONALにしか記載がありません。

台割を気にしたら負け!アルファベット順索引から引け!

ヨーロッパ鉄道時刻表は各エリア別に路線図を掲載しているので、表番号を基に時刻表を探すことはできるのですが、同一路線に3つも4つも表番号を記載していることがしばしばあり、正しい時刻を探しきれないことがあります。

その際に有用なのが、冒頭についているアルファベット順表番号索引です。小さな駅だと駅名だけで表番号を引けますし、大きい駅では行先によってさらに分かれ、それぞれ表番号を記載しています。はっきり言って、正しい時刻表を探したいのであればアルファベット順表番号索引を使う方がはるかに速いですし、正確です。

また、とくにいわゆる加算料金の不要な列車(JR各線でいう快速)は、全駅記載はしていないと思った方がいいです。長距離移動のために使うものだと割り切りましょう。

結び

いかがでしたでしょうか。ヨーロッパ鉄道時刻表は最初読むのには苦労しますが、ひとたびなれるとそこそこ読めるようになります。

みなさんもヨーロッパ鉄道時刻表の世界に足を踏み入れてはいかがでしょうか?

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