JR東日本は2025年6月10日、プレスリリースにて2025年7月~12月に新たな周遊きっぷ東日本のんびりパスを発売すると公表した。今回はこれについて見ていく。
JR東日本で普通列車限定のおとくなきっぷ発売へ!
今回の2025年7月JR東日本おとくなきっぷ設定では、あらたなおとくなきっぷを発売することとした。
今回発売するのは東日本のんびりパスで、JR東日本管内全線の快速を含む普通列車が曜日に限らず3日間連続で乗り放題になる。なお新幹線特急券や特急券を組み合わせても新幹線や在来線特急列車に乗車することはできない。
大人・こども同額、1枚当たり9,000円となる。
利用期間は2025年7月1日~12月26日までのうち最繁忙期に相当する8月10日~19日を除く3日連続間で、利用開始日も発売している。ネット予約えきねっとのみでの発売となる。
奇しくもJR東日本では2025年6月30日に関東甲信越南東北で土休日のうち連続する2日間乗り放題で別途新幹線特急券や特急券を購入すると新幹線や在来線特急列車にも乗車できる週末パスを廃止する。青春18きっぷや北海道&東日本パスの2025年夏季発売より後に公表したことから、その代替要素ともとらえているのではないだろうか。
打倒青春18きっぷ!打倒北海道&東日本パス!打倒低民度!
今回の2025年7月JR東日本おとくなきっぷ設定で新設した東日本のんびパスであるが、なぜ設定したのだろうか。
同じく別途新幹線特急券や特急券と組み合わせても新幹線や在来線特急が利用できないものに青春18きっぷと北海道&東日本パスがある。それぞれを比較していこう。
きっぷ名称 | 有効期間 | 価格 | 利用可能エリア | 発売箇所 | 発売時期 |
青春18きっぷ3日用 | 3日間 | 10,000円 | JR6社全線の普通列車 | みどりの窓口や指定席券売機で発売 | 春夏冬の3シーズンで発売 |
青春18きっぷ5日用 | 5日間 | 12,050円 | JR6社全線の普通列車 | みどりの窓口や指定席券売機で発売 | 春夏冬の3シーズンで発売 |
北海道&東日本パス | 7日間 | 11,530円 | JR東日本・JR北海道・IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道・北越急行全線の普通列車 | みどりの窓口や指定席券売機で発売 | 春夏冬の3シーズンで発売 |
東日本のんびりパス | 3日間 | 9,000円 | JR東日本全線の普通列車 | ネット予約えきねっとのみで発売 | 最繁忙期を除く通年を見込む |
西日本どこまで4DAYS | 4日間 | 9,800円 | JR西日本全線の普通列車、別途特急券購入で在来線特急に乗車可能 | ネット予約e5489のみ | 1か月間のみ発売、再発売予定なし |
こう見ると、今回発売する東日本のんびりパスは青春18きっぷ3日用の廉価版かつ半年間ほぼ通年発売に近しいのである。しかもJR東日本管内全線となるため利用エリアが比較的広い。なんなら東京から青森への往復で丸1日使うほどなので十分元が取れる旅行ができるのである。それを踏まえるに今回発売する東日本のんびりパスは青春18きっぷの代替を狙っているのではないだろうか。
ではなぜ東日本のんびりパスは青春18きっぷの代替を狙うのだろうか。それは青春18きっぷとして発売するとJR6社乗り放題のため売り上げを6社で分けなくてはならず、発行手数料を踏まえても3日券10,000円のうち2,000円も入らない。しかもJR北海道やJR四国に優先分配されるうわさもあるためJR東日本で発売しても1,000円も入らないとされる。が、東日本のんびりパスであればネット予約えきねっとでの発売のため9,000円分そのままJR東日本に入る。青春18きっぷと比べ非常に収益性が高い。このため青春18きっぷ利用者による多客期混雑を回避する目的と青春18きっぷからの移行を見据えてJR東日本の収益増加のために東日本のんびりパスを発行するに至ったのではないだろうか。
ただ、青春18きっぷが5日バラバラで利用できた際に民度が低い旅客が多かったため対策も取ってある。それはこの東日本のびのびパスはみどりの窓口や指定席券売機で発売せず、ネット予約えきねっとのみでの発売ということ。スマホ保有率90%を超える2025年、スマホすら使えないろくでもない奴らには買わせないのだ。実際下位20%の境界知能に合わせ万人に対応するのは不可能なので、20%未満を切っているものに対しては無視して進めてよいのだ。というかそうしないと社会全体が停滞し迷惑がかかるのである。そんなスマホすら使えない低民度は乗客マナーも悪いし普段使いしている人たちからしても迷惑なのだ。
だって民度が低いやからのせいで清掃費用などの対策費用が増えたら元も子もないじゃないか。そんな乗客いなくてよし。インターネットが使えません、そんなレベルの人はおかえりください迷惑なのでとJR東日本は言っているのだろう。
結び
今回の2025年7月JR東日本おとくなきっぷ設定では、JR東日本管内の普通列車乗り放題の東日本のんびりパスを発売することとした。
今後西武鉄道でどのようなダイヤ改正を行うのか、見守ってゆきたい。
関連資料 – 「急がない旅」のニーズにお応えして「東日本のんびり旅パス」を発売します。 – JR東日本
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