実質6年ぶりの運賃値上げで初乗り140円へ 遠州鉄道運賃改定(2022年2月1日)

実質6年ぶりの運賃値上げで初乗り140円へ 遠州鉄道運賃改定(2022年2月1日)

遠州鉄道は2021年9月29日、プレスリリースにて2022年2月1日に運賃改定を行うと公表した( 鉄道事業の旅客運賃改定申請について )。今回はこれについて見ていく。

全線運賃最安値の路面電車で値上げへ

今回の2022年2月1日遠州鉄道運賃改定では、2019年10月1日遠州運賃改定以来2年4か月ぶりに運賃改定を行う。

遠州鉄道では2020年より土休日ダイヤを12分間隔(毎時5本)から20分間隔(毎時3本)に減便したり土曜日の4両増結列車を朝のみにするなど大幅な運行費節減を行っているが、このご時世より前から旅客が減っていたこともあり今回運賃改定に踏み切ったようだ。

今回の運賃改定では8kmまでの普通運賃でいう240円区間でのみ値上げを行う。普通運賃の初乗り4kmまでは120円から140円に値上げするほか、160円~240円の区間もそれぞれ10円ずつ値上げする。

この運賃値上げにより1区当たり最大40円の差額があったものを最大30円にまで抑えるようになる。

なお前回の2019年10月1日の消費税増税の際には普通運賃は8km超の区間、つまり当時の270円以上の区間で各区間10円ずつ値上げしている。このことから前回の運賃改定と合わせ概ね全区間で普通運賃を10円ずつ値上げすることとなる。

ただ2019年10月1日運賃改定の際は消費税の転嫁が主な要因のため、通勤定期券・通学定期券は全区間で値上げを行った。しかし今回の2022年2月1日運賃改定では定期運賃の改定は普通運賃の値上げを行う8kmまでの区間、つまり旧240円区間でしか行わないのだ。

普通運賃はこの3年間でほぼ均等に値上げしているが定期運賃は区間によってばらつきがあるのはいかがなものかとは思うが。

また消費税転嫁を除く運賃改定は前回は2015年4月1日に行っているが、この際は初乗り2kmまでの運賃を100円から120円に値上げするのみで、2km超の区間は運賃を据え置くこととなった。ただそう考えると初乗り区間のみ7年で100円から140円に大幅に値上げしていることになる

まあ初乗り運賃140円というのは法外ではないしJR東海の初乗り運賃は150円であることを考えると周辺を考えても問題はないが、それにしても初乗り区間だけ近年値上げしすぎではないかと思うのは気のせいだろうか?


結び

今回の2022年2月1日遠州鉄道運賃改定では、近距離区間で値上げを図ったほか初乗り運賃を20円値上げすることとなった。

今後遠州鉄道でどのような運賃改定を行うのか、見守ってゆきたい。

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