1年ぶりの運賃値上げへ 伊予鉄道運賃改定(2020年10月1日)

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消費税増税以外で運賃値上げへ 伊予鉄道運賃改定(2020年10月1日)

伊予鉄道は2020年8月25日、プレスリリースにて10月1日に運賃改定を行うと公表した( 郊外・市内電車および路線バス 運賃改定について(10/1~) )。今回はこれについて見ていく。

全区間で運賃値上げ実施へ

今回の2020年10月1日伊予鉄道運賃改定では、運賃改定を行う。

消費税増税以外での運賃値上げとなる。

市内電車・郊外電車ともに初乗り普通運賃が160円から170円に値上げしているほか、13kmまで各区間で概ね10円程度値上げしている(ただし4kmの220円区間は据え置き)。

また今回の運賃改定より運賃表の上限距離を18km超から22km超に引き上げた。これにより運賃区分が2段階増え、最大運賃が630円から730円に100円引き上げられることとなった。ただ松山市から一番遠いのは横河原線横河原の13.2kmなので、18kmを超える利用はそもそも少ない。そう考えれば影響は小さかろう。

逆に言えば、2021年の運賃改定で消費税増税を除き27年ぶりの上限運賃認可申請を行ったとしているが、それまでも今回のような上限運賃内で運賃値上げを行っているし定期券の上限運賃認可申請は2018年に行っている。もっとも一年定期券新設に伴うものなのだが、27年間消費税増税以外で行っていなかったというとウソになる


結び

今回の2020年10月1日伊予鉄道運賃改定では、上限運賃認可範囲内で運賃値上げを行うこととなった。

今後伊予鉄道でどのような運賃を設定していくのか、見守ってゆきたい。

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