全国版時刻表を徹底比較! JTB時刻表を選ぶ10のメリット

みなさんは、時刻表をどのようにして選んでいますか?

たいていの人はなんとなくで選んでいるのではないでしょうか?

私も最初はなんとなくで選んでいたのですが、それぞれの時刻表を比較することで、自分に合った時刻表を探すことができました!

そこで今回は日本で発売している全国版冊子時刻表を徹底的に比較することにします!


日本で発売している全国版時刻表の種類

日本で発売している全国版時刻表は以下のようになっています。

全国版時刻表の比較

現在全国版冊子時刻表は7種類発売していますが、この図からわかることは以下のようになります。

  • JTB時刻表の原稿は一種類だけで、大きな時刻表は拡大、小さな時刻表は縮小したものに過ぎない。
  • 全国版コンパス時刻表はJTB時刻表やJR時刻表より冊子サイズは小さいが、文字の大きさは同じ。文字の大きな時刻表はコンパス時刻表を拡大したものに過ぎない。

つまり、原稿・内容に限れば4つを比較すれば日本で発売している全ての全国版時刻表を比較することができたことになります。

発行周期と設置箇所・冊子サイズ・文字の大きさについては7つの全国版時刻表について見ていきますが、本文についてはJTB時刻表、全国版コンパス時刻表、JR時刻表、小型全国時刻表の4つについて見ていきます。

え?JR時刻表が駅員コスプレ用とは何事かって?最後まで読んでいただければきっと分かるのではないでしょうか?

発売日発行周期

まずは全国版時刻表の発売日についてです。

原則全ての全国版時刻表の発売日は、発行月の前月の20日です。ただし20日が日曜日にあたる場合は前日の19日土曜日から発売することがあるほか、3月号、6月号、9月号、11月号は前月の25日に発売します。

発行周期は以下の通りです。なお、近年発行間隔が長くなる傾向にありますので、細心の注意は払っていますが最新情報ではない可能性もあります。予めご了承ください。

  • 月刊:JTB時刻表、全国版コンパス時刻表、JR時刻表、携帯全国時刻表
  • 季刊(3月号、6月号、9月号、11月号の発売日のみ発行):JTB小さな時刻表、文字の大きな時刻表
  • 年刊(3月号の発売日のみ発行):JTB大きな時刻表

季刊であれば4つのシーズンごとに公表する臨時列車情報を掲載できるので、原則最新の情報が保たれていると言っていいでしょう。ただし突発的に臨時列車を増発することになった場合、災害などで不通になった場合には即座に反映することができません。

また、年刊のJTB大きな時刻表の場合、各シーズンごとの臨時列車を反映することができないほか、3月以外にダイヤ改正があった場合も反映することができません。最新の情報が一番反映できないということは、次の最新号が発売されるまでの間に内容が古くなって使い物にならなくなっていくことを意味しており、実質最新情報が少ないと言っても良いでしょう。

設置箇所

一部の時刻表は公共の場においてあり、自由に閲覧することができます。

  • JTB時刻表:図書館、旅行代理店
  • JR時刻表:JRの比較的利用の多い駅(指定席券売機・みどりの券売機があるような駅)、ごく一部の図書館
  • 文字の大きな時刻表:みどりの窓口を複数設置している駅の中でも大きめのみどりの窓口

なおJTB時刻表やJR時刻表は前月号であれば図書館で借りることができます。




冊子サイズと文字の大きさ

次に冊子サイズと文字の大きさ。先ほど図で示したように、冊子サイズは3種類あり、文字サイズも3種類あります。

冊子サイズはをまとめると以下のようになります。

  • B5判(標準):JTB時刻表、文字の大きな時刻表、JR時刻表
  • B6判(小さめ):JTB小さな時刻表、全国版コンパス時刻表、小型全国時刻表(厳密には新書より一回り小さい)
  • A4判(大きめ):JTB大きな時刻表

次に文字サイズ。こちらもまとめると以下のようになります。

  • 標準(高さ1.8mm×幅1.2mm):JTB時刻表、全国版コンパス時刻表、JR時刻表、小型全国時刻表
  • 大きめ(標準比141%):JTB大きな時刻表、文字の大きな時刻表
  • 小さめ(標準比71%):JTB小さな時刻表

標準サイズは調べ物に良いサイズですが、旅行の際にはコンパクトな小さめなものの方が持ち運びに便利です。

しかし、冊子が小さいと文字も小さくなる傾向にあります。小さい文字が読めないと元も子もないので、文字が読めるかつコンパクトなものを探したいですね。

また、もっと気がかりなのは冊子が小さくなると情報量が少なくなる傾向にあることです。ではそれぞれの全国版時刻表でどのように情報量に差があるのか、見ていきましょう。

索引地図

索引地図でも全国版時刻表に大きな差があります。なお、小型全国時刻表は全国版コンパス時刻表と同じ路線図を使用しています。

索引地図について表で比べてみました。際立って優れているものは赤太字にしています。

索引地図の比較

これからわかることは、JTB時刻表は私鉄や路面電車まで全駅掲載、都道府県代表駅のみならず市代表駅もわかる、三大都市圏拡大図は私鉄が会社ごとに別色でひと目で分かる、指定席券売機設置駅も赤く塗っているからひと目で分かる、特急運転系統図は私鉄まで記載があるなど、索引地図では圧倒的にJTB時刻表が情報量があり、見やすいです

ちなみにJR東日本の指定席券売機は赤く塗ったり*印ですが、ほぼ同性能のJR西日本のみどりの券売機はみどりの窓口同様緑に塗られています。これは、JR各社の自己申告で行われているものであり、時刻表の索引地図の間に差異はありません。

色ページ

一部の時刻表には、色ページがあります。全国版冊子時刻表の色ページの採用は以下の通りです。

  • 特集ページに黄色を使用:全国版コンパス時刻表、JR時刻表、小型全国時刻表
  • 新幹線・特急ページに青色を使用:JR時刻表
  • 営業案内にピンク色を使用:JR時刻表

なおJTB時刻表は色ページがありません。

なお色ページは冊子を横から見たときまたは折った際に引き出しやすくするためにありますが、色ページがなくても帯のみグレーを入れる、ストライプを入れるなど工夫されており、少なくとも色ページの有無によってほかのコーナーとの境界が分からなくなるということはありません。




時刻表本文

では時刻表でもっとも重要な部分である時刻表本文を比較するとどのようになるのでしょうか。

掲載内容

時刻表本文の比較

まず、車両形式に関してはJTB時刻表のみに記載があります。新幹線であれば他の時刻表でも分からないことはないのですが、東北新幹線「やまびこ」「なすの」でE5系10両編成で運転するのか、それともE6系も連結した17両編成で運転するのかは判別ができません。そう考えると、車両形式の情報を正確にわかるのは、JTB時刻表のみです

JR時刻表にも良さがあり、九州新幹線のページで山陽新幹線の全列車を記載していること、新幹線と在来線特急の連絡早見表が充実していること、一部の主要駅で入線時刻の記載があることなどが挙げられます。

ただし連絡早見表は臨時列車の記載がないほか、なぜか日豊本線特急「ソニック」との連絡で連絡できるはずの山陽新幹線「みずほ」「さくら」を飛ばしているなど、必ずしもその列車を用いた最速時刻が検索できるわけではありません。手早く引くにはいいかもしれませんが、実際に案内される列車と異なる場合も考えられます。連絡早見表は参考程度にした方がいいのかもしれません。

また全国版コンパス時刻表は「つばさ」「こまち」の在来線ページの記載のないこと、在来線特急専用のページがないことから、列車を探す選択肢が狭められています。

なお、小型全国時刻表はJR線すら全駅記載できないので使用しないことを強くお勧めします。車掌携帯用なので主要駅しか記載しない仕様になっているのですが、時刻表への信頼すら落ちますので市販はやめてもらいたいものです。

台割

台割とは、冊子のページの割り付けのことで、読みやすさにも影響が出ます。

以下は3つのパターンでそれぞれ乗り継いでいった場合、最初の列車のページから何ページめくるとたどり着けるかを示したものです。

台割の比較

全国版コンパス時刻表は文字の大きさそのままで冊子サイズを小さくしたため、多少ほかの時刻表よりめくるページ数が増えてしまうのは致し方ありません。しかしJR時刻表のめくるページ数は同じ文字サイズ・同じ冊子サイズのJTB時刻表と比べて圧倒的に多くなっています。つまりJR時刻表は普通列車で長距離幹線を移動するのに向いていません

なぜこんなことになっているのでしょうか。JR時刻表はJR各社が編集する関係上、JR各社及びその支社が使いやすいように作られています。つまり長距離幹線であっても会社境界でバラバラに引きちぎり、近くにある支線をたくさん周辺に配置します。これが長距離幹線でページ数を多くめくることにある原因です。

なおこのデメリットを緩和するため、JR時刻表のみツメ見出しが該当範囲全区間に設けています。なぜならJR時刻表は該当範囲全てにツメ見出し付けないとロクに探せないんだもの。つまりツメ見出しの範囲が広いということは、見やすさ重視ではなく自ら時刻表本文の配置が見ずらいものであると主張しているようなものなのです。

逆にJTB時刻表は、まず長距離幹線を終点まで貫き通すので、普通列車を乗り継いでもすぐそばのページに記載があります。また多くで各線の部ごとに記載しているので、索引地図までわざわざ戻らなくても東京から順に支線をたどればたいてい見つけることができます。つまりJTB時刻表は索引地図に戻らなくても乗り換え路線の時刻表を探しやすくできているのです

そう考えると、普通列車で長距離旅行を行うのであればJTB時刻表か全国版コンパス時刻表ということになるのでしょう

また西日本以西の台割もJTB時刻表とそれ以外で異なります。JTB時刻表は近畿→山陽→四国→山陰→九州なのに対し、全国版コンパス時刻表やJR時刻表は近畿→山陽→山陰→四国→九州となっています。

JTB時刻表だとJR四国管内がJR西日本に挟まれてしまっていますが、かつて山陰本線から九州に直通する列車がいくつもあったことからその名残として山陰本線を九州の直前に置いています。一見見ずらそうですがこれにもメリットがあり、特急「スーパーはくと」や特急「やくも」で大阪や岡山から引くとき、下り方面であればページ進めれば見つけられますし、上り方面であればページを戻れば順々に見つけることができます。対して全国版コンパス時刻表やJR時刻表では行ったり来たりしてしまい、ややパラパラめくるだけでは探せないのです。

ただ、全国版コンパス時刻表やJR時刻表では山陰本線が京都で山陽本線から分岐している路線として書かれているので、近畿周辺に限れば見やすいという意見もあります。

このほかに、JTB時刻表は中央本線(東京~高尾間)において、高尾で中央本線大月方面の列車に接続する列車を全て記載しています。全国版コンパス時刻表やJR時刻表では記載がなく、単独では調べられませんが、JTB時刻表は一冊で中央本線旅行もすることができます

また、JR時刻表の東北本線(東京~黒磯間)は本当に見にくいものになっています。2002年頃より、東北本線(東京~黒磯間)は上りも下りも高崎線の下になっています。これは東京・上野~大宮間で線路を共有しており、両列車のどちらが先に来るのか見やすくするために配置したと思われますが、上野東京ラインが開業したことにより2015年3月号より上野東京ライン専用の大宮~大船間時刻表を別途設置したため無用の長物と化しています。これでは東北本線が支線の高崎線に虐げられているだけではありませんか。JR時刻表は鉄道の歴史や価値を愚弄したいようですので、鉄道の歴史や価値を重んじたい方はJTB時刻表の利用を強くお勧めします

また、全国版コンパス時刻表はムダに阪和線快速を関空・紀州路とそれ以外の快速・区間快速でページを分けています。区間快速だけを切り離すのならまだわかるのですが、同じく天王寺~日根野・和歌山間先着の関空快速・紀州路快速と快速を分けてしまっては見ずらいこと限りありません(大和路線は大和路快速も快速も同じページに記載してあるんだけどな…)。

文字装飾

各種時刻表では文字装飾を施しています。

文字装飾の比較

JTB時刻表や全国版コンパス時刻表の文字装飾は列車ごとの速達性を知る上では極めて有用です。また時刻表本文がモノクロで統一されているので目に優しい設計となっていてじっくり読むのに適しています。

逆にJR時刻表は特異な列車を色文字や斜字でパッと手早く情報をつかめますが、じっくり読むのに適していません。

あと、強いて言えばJR時刻表は快速の表記自体は見やすいですが、快速列車類を全て漢字2字で略すため複数の快速列車を運行する際に見にくいことでしょうか。

JTB時刻表であれば東海道線名古屋周辺の新快速と快速は3文字と2文字で差が分かりやすいですし、関空快速やみやこ路快速など4文字以上の場合は横にヒゲをつけているので他の快速とすぐ見分けがつきます。しかしJR時刻表は全て漢字2字のため、その差を見つけるのがちょっと難しいのではないかとは思います(もっとも停車駅の差で見れば両者一発なのですが)。

時刻表の文字装飾についてさらに詳しく知りたい方はこちら

時刻表は、1,000ページ以上に上る大変分厚い雑誌で、読むだけでも相当な情報量になります。 その相当な情報量を同じ太さ、同じ色で延々と...

地方別会社線・航空

地方別会社線の比較

はっきり言って、地方別会社線や航空に関してもJTB時刻表が一番情報量を持っていると言っていいでしょう

JR時刻表は私鉄有料特急で一部時刻で省略表記、全国版コンパス時刻表は私鉄料金不要列車の記載がないなど私鉄を使うには不十分ですし、JTB時刻表は号によっては国際線航空の記載もあります(ただしダイヤ改正前後などは記載を見送っている)。

しかもJR時刻表の特急の略号の付け方も独特で、東武特急で「ア」はアーバンパークライナーではなくリバティ会津と言うのがあまりにもひどすぎる(ちなみにアーバンパークライナーの略号は「U」。だったらリバティを「R」にすればいいのに)。JR時刻表の私鉄有料特急は記載が余りにもひどいので、使い物にならないと言っていいでしょう。まだ全国版コンパス時刻表や文字の大きな時刻表の方がはるかに見やすいです。

そう考えると、地方別会社線・航空に関してはJTB時刻表が一番優れていると言っていいのではないでしょうか。

営業案内

営業案内の比較

営業案内は、JR線を利用するにあたり料金や設備などを確認できるページです。

運賃計算はJTB時刻表、JR時刻表ともにできますが(全国版コンパス時刻表は不十分かつ特定運賃の計算はできない、きっぷのルールの記載が簡素)、JR時刻表はJR各社それぞれで使いやすくするため、本州3社と三島3社で掲載ページが分かれているほか、加算運賃表もそれぞれ別に設けているので、各社を跨いで利用する際には見落とす可能性が高くなります。またJR時刻表の東京の電車特定区間には20年以上前に死語となったE電の記載が未だに残っていて、JR時刻表の時代遅れ感が否めません

また、JR時刻表や全国版コンパス時刻表では特急料金表は通常期のものしか記載がありません。早見表ではJTB時刻表も繁忙期・閑散期は手計算で加減しなくてはなりませんが、各種計算ページには記載があるのでJTB時刻表の方が使い勝手が良いと言えそうです。

なお席番表はJTB時刻表が新幹線のみ1ページで記載なのに対し、JR時刻表は新幹線と在来線特急合わせて3ページの記載があります。席番表はJR時刻表の方が多く記載しているとは思いますが、それでも全ての新幹線・在来線特急の車両のごく一部しか記載していませんので、実際に旅行に役立てばラッキーくらいに思った方が無難かもしれません。




それぞれの時刻表のメリット

JTB時刻表がオススメの人

  • 路線図の内容が充実したものが欲しいと思う人
  • 車両形式や新幹線の両数を知りたい人
  • 臨時列車の運転日まで見て旅行を立てたい人
  • 快速列車の種別の差をすぐにわかりたい人
  • 普通列車で長距離旅行したい人
  • 索引地図を見ないでも時刻表を引きたい人
  • じっくり時刻表を読みたい人(つまり時刻表が好きな人)
  • 私鉄の情報も充実したものが欲しい人
  • 航空機情報も充実したものが欲しい人
  • 繁忙期・閑散期の特急料金もひと目で計算したい人

はっきり言って、日本で発売している全国版冊子時刻表で総合的に優れているのはJTB時刻表です。比べてみると新幹線と在来線特急の乗り継ぎ時刻表がなかったり営業案内では席番表が新幹線しかなかったりと全ての点で勝っているとは言えませんが、多くの点で情報量・配置で勝っていると言えます。

もし誰かに時刻表を紹介するとしたらどの時刻表にしますかと言われたら、真っ先にJTB時刻表をオススメします

JTB小さな時刻表がオススメの人

  • コンパクトな冊子がいいが、JTB時刻表の情報量がそのまま欲しい人
  • 文字が小さくても耐えられる人

JTB小さな時刻表のメリットは、なんといってもコンパクトなのにJTB時刻表そのままの情報量を詰め込んでいることにあります。

ただ字が小さくなりますので、コンパクトがいいけど字の大きさはそのままがいいという方には全国版コンパス時刻表をオススメします。

JTB大きな時刻表がオススメの人

  • 文字が大きいのがいいが、JTB時刻表の情報量がそのまま欲しい人
  • 冊子サイズが極端に大きくても構わない人
  • 臨時列車に興味がない人

JTB大きない時刻表のメリットは、情報量をそのままに字が大きくなることです。

ただ年に1度しか発行しないことから、臨時列車の反映が十分ではありません。せっかくの情報量の多さがウリのJTB時刻表のメリットがやや損なわれてしまいます。また冊子サイズがやたら大きいので、持ち運びには不向きです。

よって、もし文字が大きい時刻表を読みたいのであれば、文字の大きな時刻表を選ぶべきではないかと思います。

全国版コンパス時刻表がオススメの人

  • JTB時刻表ではかさばるので、同じ文字サイズでコンパクトな冊子がいい人
  • JTB時刻表ほどの幅広い情報量が必要なくても問題ないと思っている人
  • 事前に調べた情報を大きな駅のみどりの窓口で最終確認をしたい人

全国版コンパス時刻表のメリットは、文字サイズをそのままにコンパクトサイズに収めていることです。

なお、大きな駅のみどりの窓口に置いてある文字の大きな時刻表と内容は同じですので、あらかじめ全国版コンパス時刻表で調べた情報をみどりの窓口の文字の大きな時刻表で確認することにも使えます。

文字の大きな時刻表がオススメの人

  • JTB時刻表サイズがいいが、文字が読めなくなってきたので文字サイズが大きいものがいい人
  • JTB時刻表ほどの幅広い情報量が必要なくても問題ないと思っている人
  • 事前に調べた情報を大きな駅のみどりの窓口で最終確認をしたい人

文字の大きな時刻表のメリットは、冊子サイズをそのままに字の大きさを大きくしたことです。

交通新聞社の時刻表比較では取りえはないように書いていますが、台割を見るとそこまで粗末なものと言うわけでもありません。

なお、文字の大きな時刻表は大きな駅のみどりの窓口に置いてありますので、あらかじめ調べた情報をみどりの窓口で確認することができます。

JR時刻表がオススメの人

  • 山陽新幹線と九州新幹線を跨いで利用することが多い人
  • 定期列車を素早く調べたい人
  • 主要駅の入線時刻を知りたい人
  • 在来線特急の席番も知りたい人
  • 時刻表は調べるための道具としか思っていない人(つまり時刻表があまり好きでない人)
  • 鉄道の歴史や価値なんてどうでもいい思っている人(つまり鉄道や電車自体あまり好きでない人)
  • 私鉄なんてどうでもいいと思っている人
  • E電の存在を未だに信じている人
  • どんなに使い勝手が悪くても地元の駅に置いてある時刻表と同じでないと気が済まない人
  • 駅員コスプレがしたい人

JR時刻表は業務用の時刻表であり、一般向きではありません。あくまで業務用に使用しているものをそのまま市販に流用したとみていいでしょう。

そのため、入線時刻など一般に旅行するには関係ない記載も含まれている一方で、JR各社の業務とは関係ないものは延々と切られているほか、JR各社およびその支社の都合のいいように台割が組まれており、一般利用はあまり考えられていません。つまり遠距離利用を想定していない地元の駅員向けの冊子につくられています。情報量を考えればJTB時刻表に変えるべきですし、読みやすさを考えればJTB時刻表のみならず全国版コンパス時刻表への転向を考えるべきです。またJR時刻表は各地域の寄せ集め感が強いので、安価な各地の地域別時刻表を買うのもアリでしょう。

ちなみに、大きな駅に行けば文字の大きな時刻表も置いてありますので、駅に置いてある時刻表がいいのであれば文字の大きな時刻表かそのまま縮刷した全国版コンパス時刻表を利用していただくことを強くオススメします

小型全国時刻表がオススメの人

  • 車掌コスプレがしたい人

はっきり言って小型全国時刻表のメリットは一切ありません。JR線すら全駅本文に書けないようでは、冊子型時刻表失格と言っても過言ではありません。社内のみ販売にして市販はやめてほしいものです。コンパクトな交通新聞社の時刻表をお求めの方は全国版コンパス時刻表をお買い求めください。

結び

今回の全国版冊子時刻表の徹底比較の結果、オススメしたい時刻表は以下の通りです。

  • 1位:JTB時刻表
  • 2位:JTB小さな時刻表
  • 3位:全国版コンパス時刻表

選ぶ基準や何を求めているのかによって変動することはありますが、この記事をすべて読み切ったあなたならこの3つが来てもおかしくない、というのは分かっていただけるのではないでしょうか。

みなさんが自分に合った時刻表を見つけられることを心よりお祈りしています。

JTB時刻表についてさらに詳しく知りたい方はこちら

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