
東京、名古屋、新大阪の日本三大都市圏を結ぶ東海道新幹線。もっとも運転本数が多いのは最速達列車「のぞみ」ですが、全駅に停車する「こだま」を運転することで東海道新幹線途中駅の利用者を拾っています。
ただ「のぞみ」の本数はあまりにも多いため「こだま」はほぼ毎駅のように最速達列車「のぞみ」や速達列車「ひかり」に抜かれます。
今回は東海道新幹線「こだま」がどれくらい抜かれるのか見ていきましょう。
抜かれる本数が増えても所要時間がほとんど変わらないのは車両性能の向上にあり!東海道・中央・山陽・九州新幹線の歴代車両一覧はこちら!
2026年現在東海道新幹線「こだま」は20本も抜かれる!
2026年3月14日時点で、東海道新幹線ですべての臨時列車を運転すると東海道新幹線「こだま」は東京から新大阪に行くだけで20本も抜かれます。
東京発下り列車の抜かされる順は以下の通り。なお数字は追い抜く列車の東京発毎時時刻を示す(黒字:のぞみ 赤字:ひかり)

このように東海道新幹線ですべての臨時列車を運転したとき、全駅停車の「こだま」は東京~名古屋間で最大15本、東京~新大阪間で最大20本にも抜かれます。
もっとも最大20本抜かれるというのはゴールデンウィークやお盆、年末年始などの全臨時列車を運転したときに限ります。がそもそもそれだけの抜かされる枠は毎日用意していますし、それ以外の期間でも「のぞみ」の半分程度は運転しますから、ほぼ全列車毎日運転の「ひかり」2本に抜かれることと合わせると平常時でも「こだま」は東京~名古屋間で8本程度、東京~新大阪間で11本程度には抜かれています。それくらいどんどん最速達列車「のぞみ」や速達列車「ひかり」に抜かれるのです。
物理的に待避線の設置できなかった熱海駅以外ではほとんどの駅で抜かれる、それが全駅停車の「こだま」です。
ただ東海道新幹線を運営するJR東海も全駅停車の「こだま」を遅くなりすぎないようにするために、各駅で「こだま」が抜かされる本数を最大2本までとしています。東京~新大阪間で「こだま」が同一駅で3本以上抜かれることはありません。
東海道新幹線「こだま」抜かれる本数変遷
2003年10月1日以降の東海道新幹線「こだま」が抜かれる列車と本数一覧です。
押すと拡大します。
2003年10月1日から見ても東京~新大阪間で「こだま」が抜かれる本数は11本から20本に大きく増えています。
抜かれる回数は1本から20本まで増えたのに「こだま」の所要時間は約4時間のまま変わらない!
結び
東海道新幹線東京~新大阪間で全駅停車の「こだま」は東京~新大阪間で1本しか抜かれなかったところ2026年時点で最大20本も抜かれるようになりました。
ただそれでも東京~新大阪間の所要時間は1965年11月1日以降約4時間のままほとんど変わりがありません。技術革新による車両性能向上で抜かされる本数が多くなっても同じ所要時間で行き来できています。
抜かれる本数が増えても所要時間がほとんど変わらないのは車両性能の向上にあり!東海道・中央・山陽・九州新幹線の歴代車両一覧はこちら!
資料:
国鉄監修交通公社の時刻表各号
JTB時刻表各号



コメント