伊豆箱根鉄道は2022年9月21日、プレスリリースにて2022年4月以降に運賃を改定すると公表した( 鉄道事業の旅客運賃の改定申請について )。今回はこれについて見ていく。
25年ぶりの値上げへ
今回の2023年4月以降実施の伊豆箱根鉄道運賃改定では、25年ぶりに伊豆箱根鉄道の本体価格運賃を引き上げる。
今回の運賃改定では、8km以内は一律20円、8km超では一律30円の値上げとなる。これにより初乗り運賃は140円から160円に、三島〜修善寺間は520円から550円にそれぞれ引き上げることとなった。
駿豆線と大雄山線で別日に運賃引き上げへ
今回の伊豆箱根鉄道運賃改定では、2023年4月1日に駿豆線で、2024年春に大雄山線で運賃を引き上げる。つまり、路線ごとに運賃改定日が異なる。
駿豆線はJR東海・JR東日本直通の特急列車「踊り子」の設定があり、かつ2023年4月1日に山陽新幹線「のぞみ」「みずほ」料金改定や乗継割引の見直しなどでシステム変更があることから、それに合わせて行うこととしたようだ。
なお特急「踊り子」特急料金は2021年3月13日に設定し事実上200円値上げしたばかりのため、今回は料金値上げを行わない。
結び
今回の2023年4月以降実施の伊豆箱根鉄道運賃改定では、25年ぶりに値上げを図ることとなった。
今後伊豆箱根鉄道でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
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