料金値上げで新型特急車両導入へ 智頭急行特急スーパーはくと・スーパーいなば料金改定(2024年3月16日)

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料金値上げで新型特急車両導入へ! 智頭急行特急スーパーはくと・スーパーいなば料金改定(2024年3月16日)

智頭急行は2023年10月10日、プレスリリースにて2024年3月16日に特急料金改定を行うと公表した( 特急料金改定について )。今回はこれについて見ていく。

特急料金一律300円値上げへ!

今回の2024年3月16日智頭急行特急料金改定では、特急料金を一律300円値上げする。

これにより特急「スーパーはくと」「スーパーいなば」の特急料金が一律300円値上がりとなる。

これにより大阪~鳥取間は特急「スーパーはくと」通常期指定席で7,220円から7,520円に300円値上げすることとなった。

また同日JR西日本とJR東海が在来線特急と等価愛同山陽新幹線の乗継割引を全面廃止するため、智頭急行特急料金改定と合わせると東京・名古屋~鳥取間が姫路乗り換えの場合1,170円、新大阪乗り換えの場合1,670円もの値上げになる。




値上げで特急スーパーはくと用HOT7000系車両更新へ!

では今回の特急料金値上げで智頭急行ではどのようなことを計画しているのか。

智頭急行が保有している特急「スーパーはくと」用HOT7000形は1994年に営業運転を開始した車両である。特急料金改定を行う2024年には車両製造から30年が経過する節目の年となっており、車体傾斜装置搭載の車両であることを考えると30年を過ぎれば車両置き換えというのは妥当である。

が、車両製造にも費用が掛かるし物価高により値上げもしている。そうなると車両を新造するにも多額の費用が掛かることから料金を値上げすることによって回収することとしたようだ。

ただ特急「スーパーはくと」は2021年3月13日智頭急行ダイヤ改正で1往復を曜日運転化、毎日運転列車は7往復から6往復に減便している。車両を新造するにしても利用が増えないのであれば現在と同じ本数を維持する必要はないだろう。


結び

今回の2024年3月16日智頭急行特急料金改定では、特急「スーパーはくと」「スーパーいなば」で一律300円の値上げを図ることとなった。

今後智頭急行でどのような新型車両を投入するのか、そして運転体系の再編はどうなるのか、見守ってゆきたい。

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