普通運賃のみ10%値上げできっぷの運賃はIC切り上げへ! 伊豆急行運賃改定(2026年3月14日)

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普通運賃のみ10%値上げできっぷの運賃はIC切り上げへ! 伊豆急行運賃改定(2026年3月14日)

伊豆急行は2025年2月3日、プレスリリースにて2026年3月14日に運賃改定を行うと公表した。今回はこれについて見ていく。

2025年鉄道バス運賃料金改定まとめはこちら!

伊豆急行でさらに値上げへ!

今回の2026年3月14日伊豆急行運賃改定では、2023年3月18日伊豆急行運賃改定以来約3年ぶりに運賃値上げを図る。

詳細は以下の通り。

伊豆急行運賃改定比較
改定日
営業キロ(km)
2023/3/18 2026/3/14 値上げ率
1~4 168 185 10.1%
5 220 242 10.0%
6 251 277 10.4%
7~8 335 369 10.1%
9~10 419 462 10.3%
11~12 503 554 10.1%
13~14 587 646 10.1%
15~16 682 750 10.0%
17~18 775 853 10.1%
19~20 870 958 10.1%
21~22 964 1,061 10.1%
23~25 1,058 1,164 10.0%
26~28 1,152 1,268 10.1%
29~31 1,247 1,372 10.0%
32~34 1,342 1,476 10.0%
35~37 1,435 1,579 10.0%
38~40 1,519 1,672 10.1%
41~43 1,603 1,764 10.0%
44~46 1,687 1,856 10.0%




これにより普通乗車券は10.1%値上げし初乗り168円から185円に値上げする。ただし定期券は通勤定期・通学定期ともに据え置きとする。このため値上げ対象はたいてい観光客となる。

そもそも伊豆急行はJR東日本との直通特急列車「踊り子」を運転しているほか、特急「スーパービュー踊り子」に至っては車両更新の際に特急「サフィール踊り子」に格上げし全車グリーン車にしたほかグリーン車の上位クラスを設けたほどなので、観光客の財布は寛容と言え値上げも大きな問題とはならないだろう。

なお今回の2026年3月14日運賃改定はJR東日本と同時実施の見込みで、JR東日本が幹線・地方交通線きっぷの運賃をIC運賃の10円単位四捨五入から切り上げに変更する。これに合わせ同時に運賃改定を行う伊豆急行でもきっぷの運賃をIC運賃の10円単位四捨五入から切り上げに変更する。

このほか東京山手線内~伊豆急下田間のきっぷはちょうど4,000円だったが、今回の運賃改定でJR東日本管内110円値上げ、伊豆急行線内170円値上げで4,280円と端数が生じる。


結び

今回の2026年3月14日伊豆急行運賃改定では、普通運賃のみ10.0%値上げするに至った。

今後伊豆急行でどのようなダイヤ改正を行うのか、見守ってゆきたい。

2025年鉄道バス運賃料金改定まとめはこちら!

関連資料 – 鉄道事業の旅客運賃上限変更認可申請について – 伊豆急行

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