熊本電鉄は2025年6月30日、プレスリリースにて2025年10月1日に運賃改定を行うと公表した。今回はこれについて見ていく。
初乗り210円に値上げへ!
今回の2025年10月1日熊本電鉄運賃改定では、2023年10月1日熊本電鉄運賃改定以来約2年ぶりに運賃改定を図る。
熊本電鉄運賃改定の詳細は以下の通り。
改定日 営業キロ(km) |
2023/10/1 | 2025/10/1 | 値上げ率 |
1~2 | 180 | 210 | 16.7% |
3 | 190 | 230 | 21.1% |
4 | 230 | 280 | 21.7% |
5 | 280 | 350 | 25.0% |
6 | 330 | 390 | 18.2% |
7 | 350 | 420 | 20.0% |
8 | 420 | 480 | 14.3% |
9 | 450 | 540 | 20.0% |
10 | 460 | 550 | 19.6% |
11 | 490 | 560 | 14.3% |
これにより初乗り運賃を180円から210円に、普通運賃を約19.6%値上げする。
また通勤定期・通学定期も約19.6%値上げとする。
今回の運賃改定で熊本電鉄では30円~90円を図る。2025年6月1日熊本市交通局運賃改定で路面電車が180円から200円に値上げしていること、JR九州も2025年4月1日運賃改定で初乗り170円から200円に値上げしていることから、値上げのタイミングとしては問題はない。
が、熊本電鉄は2020年6月1日にも運賃改定をしていることから、2020年から比べても2回値上げしているのである。結果ほとんどの区間で30.0%以上の値上げ、最大40.0%に値上げを図っているのである。おいおい物価以上に大きく値上げしすぎではないか熊本電鉄。
結び
今回の2025年10月1日熊本電鉄運賃改定では、30円~90円値上げし初乗り210円となる。
今後熊本電鉄でどのようなダイヤ改正を行うのか、見守ってゆきたい。
関連資料 – 鉄道旅客運賃の上限変更認可申請についてのお知らせ – 熊本電鉄
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