なぜ日本国政府は川崎重工製の新幹線車両技術を中国に渡さざるを得なかったのか! 実質植民地支配していた日本はヨーロッパ各国同様技術支援をしなければならない!

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なぜ日本国政府は川崎重工製の新幹線車両技術を中国に渡さざるを得なかったのか! 実質植民地支配していた日本はヨーロッパ各国同様技術支援をしなければならない!

新幹線は世界初の高速鉄道技術です。ただ2025年現在世界各地で高速鉄道を運転しており、日本の新幹線技術を使われています。なぜ日本は世界初の高速鉄道技術新幹線を中国に渡さざるを得なかったのでしょうか?

中国の一部はかつて日本の実質植民地だった

ヨーロッパ各国の不文律で、植民地相当だった地域には旧宗主国として独立後も技術支援をしなければならないとしています。大日本帝国は教科書上植民地はなかったとしていますが、なにかと理由をつけて実質旧植民地相当の国や地域に技術を供与しています。1974年のソウル地下鉄開業に向けた韓国への地下鉄技術供与、2007年に開業した台湾高速鉄道への新幹線技術供与がまさにそうです。いずれも一時大日本帝国の外地領土で国際的に植民地相当とされることから国交がある旧植民地相当の土地へは支援をしてきているのです。




中国も一部ではありますが実質日本の植民地だったことがあります。

1つは満州国。一応愛新覚羅溥儀を代表とする清国を継承した国としていますが、実態は大日本帝国の傀儡政権でした。実質日本の植民地です。

2つ目は中国分割。日本の境域指導要領では高校世界史でしかやらないので高校で文系選択をしない限り学校では習わないのですが、1894年の日清戦争による日本大勝利の後中国が意外と弱いことを知った欧米列強であるロシア、ドイツ、イギリス、フランスが日本とともに中国を植民地化し分割統治していました。そんな中国が腐りきったことになったので国民の不満が爆発、孫文により1912年に中華民国が建国されるに至ります。まあ日本が中国大陸から去ったのは1945年の第二次世界大戦終戦をもってだったのですが。

この日本には中国を実質植民地としていた歴史があることから中国への技術支援の1つとして新幹線技術供与を選び、その中で川崎重工業が選ばれただけです。このため中国への新幹線技術供与は日本国政府の国策であり、川崎重工業は政府に言われるがままに中国に渡しただけで川崎重工業が渡したかったわけではありません。

このため日本のみならずドイツ、フランスも高速鉄道技術を供与しています。日本とともに中国分割という植民地政策に参加したわけですから。




なお中国に技術供与したのは新幹線技術だけではなりません。地下鉄・都市鉄道も技術供与しており、日本からは正真正銘のミニ地下鉄や大阪式モノレールを技術供与しています。もっともミニ地下鉄は中国の輸送量からするとなめたもので全然運びきれないことから拡大しませんでしたが、ドイツやフランスが技術供与した21m級A型車は今でも広く中国各地を走っています。

なお中国分割にはイギリスも参加していますが、イギリスは中国各地でアヘンを広め国民を麻薬漬けにしたこと、香港をぶんどったことなどからイギリスは2025年時点でも政敵扱いです。よってイギリスからは技術供与を受けていませんしイギリスから受けたものについては順次作り変えてイギリスを消そうとしているところです。


結び

世界各国との関係上、日本国政府は中国に新幹線技術を供与する必要がありましたし、その中から川崎重工業が選ばれました。

自分の意志とは関係なくやらなければならないことはあるのです。

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