1966年10月1日に実施された東海道新幹線のダイヤパターンと待避パターン、初終列車時刻および列車番号の付番について見ていく。
ダイヤパターン
このデータは、記事末尾記載の出典に記載の資料から、列車の運転頻度の定義を再編し時刻表の達人で改めて作成したものです。無断転載を禁じます。
なお以下の表を作るにあたり一部でOuDiaを使用させていただいております。
運行頻度の定期列車・多頻度列車・臨時列車の使い分けはこちら
前回1966年3月10日時点との変更点:極僅少「ひかり」消滅、「2(3)-2ダイヤ」から「2-2(3)ダイヤ」に変更
※今回「2-2(3)ダイヤ」として扱うのは、昼間に2往復パターンダイヤ規格外と思われる東京~熱海間運転の「こだま」を運転し「こだま」毎時3本運転を実施している時間帯があるため(東京9時20分発、14時50分発、14時20分着、17時50分着)。
待避パターン
「こだま」(東京~新大阪間)が「ひかり」(定期・多頻度・僅少全て含む)に抜かれる回数:1回(前回1966年3月10日ダイヤ改正と同数)
上り(東京行き)・下り(新大阪行き)とも静岡で「こだま」が「ひかり」を1本待避。
初電終電時刻
1966年10月1日ダイヤ改正での変更点(つまり前回の1966年3月10日ダイヤ改正以来の変更点)は(括弧内)に付す。
初列車
- 東京→新大阪 6時00分発9時10分着「ひかり1号」(変更なし)
- 名古屋→新大阪 6時46分発8時05分着「こだま271号」(名古屋発時刻1分繰り下げ、新大阪着時刻変更なし)
- 新大阪→東京 6時00分発9時10分着「ひかり2号」(変更なし)
終列車
- 東京→新大阪 20時30分発23時40分着「ひかり49号」(変更なし)
- 東京→名古屋 20時50分発22時50分着「ひかり51号」(変更なし)
- 新大阪→名古屋 21時35分発22時50分着「こだま272号」(新大阪発・名古屋着ともに30分繰り上げ)
- 新大阪→東京 20時30分発23時40分着「ひかり50号」(変更なし)
列車号数の付番
前回1966年3月10日時点との変更点
- 臨時「こだま」(東京~新大阪間)が10番繰り上げ、臨時「こだま」(東京~名古屋間)設定廃止
- 定期「ひかり」(東京~新大阪間):1~50
- 定期「ひかり」(東京~名古屋間):51~52
- 定期「こだま」(東京~新大阪間):101~136
- 定期「こだま」(東京~名古屋間):201~206
- 定期「こだま」(東京~静岡間):221~224
- 定期「こだま」(東京~熱海間):241~246
- 定期「こだま」(名古屋~新大阪間):271~272
- 定期「こだま」(静岡~新大阪間):291~294
- 臨時「ひかり」(東京~新大阪間):301~316
- 不定期「こだま」(東京~新大阪間):351~354
- 不定期「こだま」(東京~名古屋間):361~362
- 臨時「こだま」(東京~新大阪間):421~430
出典
国鉄監修 交通公社の時刻表(現:JTB時刻表) 1966年10月号, 日本交通公社出版事務局時刻表編集部(現:JTBパブリッシング), 1966年.
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