東海道山陽新幹線のぞみは1時間当たり最大何本運転できるようになったのか! 最大毎時13本も運転できるようになるまでの長い道のり!

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東海道山陽新幹線のぞみは1時間当たり最大何本運転できるようになったのか! 最大毎時13本も運転できるようになるまでの長い道のり!

東京、名古屋、新大阪の日本三大都市圏を結ぶ東海道新幹線。その最速達列車「のぞみ」は年々運転可能本数を増やしている。今回はこれについて見ていく。

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東海道新幹線のぞみは最大毎時13本運転できる!

2026年3月14日現在、東海道新幹線最速達列車「のぞみ」は最大毎時13本運転可能です。しかもいずれも東京~新大阪間を2時間27分~2時間30分で結びます。最短3分間隔で最速達列車「のぞみ」がやってくるのです。

1992年3月14日の運転開始当初は初列車と終列車のみ、1993年3月18日からは毎時1本しか運転できなかったが、その後どんどん運転本数を増やしています。

ただ東京~新大阪間の東海道新幹線と新大阪~博多間の山陽新幹線では利用者数に大きな差があるため、それぞれ東京から新大阪まで、広島まで、博多までの最大運転本数に違いがあります。

ここでは1992年3月14日の東海道新幹線のぞみ運転開始以来の毎時最大運転可能本数の変遷を見ていく。

東海道山陽新幹線のぞみ毎時最大運転可能本数変遷
東京から 新大阪まで 広島まで 博多まで 備考
1992/3/14 毎時1本 初列車と終列車のみ 昼間の運転なし
1993/3/18 毎時1本 毎時1本 毎時1本
1996/3/16 毎時2本 毎時1本 毎時1本 新大阪まで毎時2本運転は朝夕のみ
1997/11/29 毎時2本 毎時1本 毎時1本
2001/10/1 毎時3本 毎時1本 毎時1本
2003/10/1 毎時7本 毎時4本 毎時3本 広島まで毎時3.5本程度
2005/3/1 毎時8本 毎時4本 毎時3本
2008/3/15 毎時8本 毎時4本 毎時4本 博多まで毎時4本は朝夕のみ
2009/3/14 毎時9本 毎時5本 毎時5本 博多まで毎時5本は朝夕のみ
2012/3/17 毎時10本 毎時5本 毎時5本 新大阪まで毎時10本運転は朝夕のみ
博多まで毎時5本は朝夕のみ
2014/3/15 毎時10本 毎時5本 毎時5本 博多まで毎時5本は朝夕のみ
2020/3/14 毎時12本 毎時6本 毎時5本 広島まで毎時6本運転は朝夕のみ
2021/3/13 毎時12本 毎時6本 毎時5本
2023/3/18 毎時12本 毎時7本 毎時6本
2025/3/15 毎時12本 毎時8本 毎時6本 広島まで毎時8本運転は朝夕のみ
2026/3/14 毎時13本 毎時8本 毎時6本 新大阪まで毎時13本運転は朝夕のみ
広島まで毎時8本運転は朝夕のみ




ただ新大阪まで毎時13本、広島まで毎時8本、博多まで毎時6本運転するような日はゴールデンウィーク、お盆、年末年始、三連休などの多客期などに限られる。平日(三連休の前日を除く)だと新大阪まで毎時4本~毎時10本、広島まで毎時3本~毎時4本、博多まで毎時2本~毎時3本程度の運転で土休日もそれぞれ毎時1本程度足した程度となっている。

このため上述の最大毎時運転本数は車の発着枠と言えるだろう。




東京~新大阪間の東海道新幹線のぞみ平均所要時間は2時間28分!

東海道山陽新幹線のぞみの毎時最大運転可能本数変遷をグラフ化したものは以下の通り。

東海道山陽新幹線のぞみ最大毎時運転可能本数

このように年を追うごとにどんどん東海道山陽新幹線最速達列車「のぞみ」の発着枠が増えている。




なぜ東海道山陽新幹線「のぞみ」の発着枠を増やすことに成功したか!

ではなぜ東海道新幹線「のぞみ」の発着枠を大きく増やしてきたのでしょうか。

一番の要因はそもそも旅客量が多いため。平日は詰め込めても多客期や三連休はすし詰めになることも多かった東海道新幹線では輸送力を増やすために列車を増発する必要があった。

ただ初代新幹線車両0系新幹線は起動加速度が遅く最短5分間隔でしか運転できなかった。そこで国鉄では4分間隔運転可能な100系新幹線を開発、JR東海発足後も新型車両を導入してきた。

また最も遅い全駅停車の「こだま」が詰まることもあったため、抜本的な最速達列車「のぞみ」の増発には東海道新幹線で運航する全列車の高性能化が必要であった。実際「のぞみ」の本数が大きく増えたのは100系・100N系引退時に新大阪まで最大毎時3本から毎時7本に、300系引退時に新大阪まで最大毎時9本から毎時10本に、700系引退時に最大毎時10本から最大毎時12本にそれぞれ増えている。

つまり最速達列車「のぞみ」の運転本数を増やせるようになったのは車両の技術革新によるところが大きいと言えるだろう。


結び

東海道山陽新幹線最速達列車は2026年時点で東京から新大阪まで最大毎時13本、広島まで最大毎時8本、博多まで最大毎時6本運転できるよう発着枠を設定しています。

ただそこまで増発するようになるまでに「のぞみ」運転開始から30年以上が経過しています。それだけ長い年月をかけて進化してきたと言えるでしょう。

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資料:
国鉄監修交通公社の時刻表各号
JTB時刻表各号

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