1969年10月1日に実施した東海道新幹線のダイヤパターンと待避パターン、初終列車時刻および列車番号の付番について見ていく。
ダイヤパターン
このデータは、記事末尾記載の出典に記載の資料から、列車の運転頻度の定義を再編し時刻表の達人で改めて作成したものです。無断転載を禁じます。
なお以下の表を作るにあたり一部でOuDiaを使用させていただいております。
運行頻度の定期列車・多頻度列車・臨時列車の使い分けはこちら
前回1969年4月25日時点との変更点
- 白紙ダイヤ改正級の運転パターン大幅見直しを実施
※新大阪毎時25分発「ひかり」は主に午前に定期列車として運転、新大阪毎時45分発「ひかり」は主に午後に定期列車として運転
※多頻度「こだま」のうち少なくとも40分に1本は定期列車として運転
待避パターン
「こだま」(東京~新大阪間)が「ひかり」(定期・多頻度・僅少全て含む)に抜かれる回数:3回(前回1969年4月25日ダイヤ改正の3回と同数)
多頻度「こだま」:上り(東京行き)・下り(新大阪行き)とも小田原・静岡・岐阜羽島で「こだま」が「ひかり」を1本ずつ待避。
僅少「こだま」:上り(東京行き)・下り(新大阪行き)とも新横浜・三島・豊橋で「こだま」が「ひかり」を1本ずつ待避。
初電終電時刻
1969年10月1日ダイヤ改正での変更点(つまり前回の1969年4月25日ダイヤ改正以来の変更点)は(括弧内)に付す。
初列車
- 東京→新大阪 6時00分発9時10分着「ひかり1号」(変更なし)
- 静岡→新大阪 6時34分発9時05分着「こだま291号」(変更なし)
- 名古屋→新大阪 6時46分発8時05分着「こだま271号」(変更なし)
- 静岡→東京 6時47分発8時15分着「こだま222号」(静岡発変更なし・東京着5分繰り下げ)
- 名古屋→東京 6時26分発9時05分着「こだま202号」(名古屋発変更なし・東京着1分繰り下げ)
- 新大阪→東京 6時00分発9時10分着「ひかり2号」(変更なし)
終列車
- 東京→新大阪 20時30分発23時40分着「ひかり87号」(変更なし)
- 東京→名古屋 21時00分発23時36分着「こだま209号」(変更なし)
- 東京→静岡 22時05分発23時28分着「こだま223号」(東京発変更なし・静岡着1分繰り下げ)
- 新大阪→名古屋 21時45分発23時02分着「こだま272号」(変更なし)
- 新大阪→静岡 20時45分発23時13分着「こだま294号」(変更なし)
- 新大阪→東京 20時30分発23時40分着「ひかり88号」(変更なし)
列車号数の付番
前回1969年4月25日時点との変更点
- 定期列車の付番方法が変わり、20分おきに2進めるよう変更(定期列車がない場合は欠番)
- 臨時「こだま」への190番台の付与を廃止。
- 静岡~新大阪間定期「こだま」を10番繰り上げ、三島~新大阪間定期「こだま」も追加。
- 定期「ひかり」(東京~新大阪間):1~88 ※20分おきに2進める、定期列車でない場合は欠番
- 定期「こだま」(東京~新大阪間):101~182 ※20分おきに2進める、定期列車でない場合は欠番
- 定期「こだま」(東京~名古屋間):201~208
- 定期「こだま」(東京~静岡間):221~224
- 定期・臨時「こだま」(東京~三島間):241~250
- 定期「こだま」(東京~三島間・ビュッフェ営業なし):261~262・481~484
- 定期「こだま」(名古屋~新大阪間):271~272
- 定期「こだま」(三島・静岡~新大阪間):281~284
- 臨時「ひかり」(東京~新大阪間):301~322
- 不定期「こだま」(東京~新大阪間):351~378
- 臨時「こだま」(東京~新大阪間):391~424
出典
国鉄監修 交通公社の時刻表(現:JTB時刻表) 1969年11月号, 日本交通公社出版事務局時刻表編集部(現:JTBパブリッシング), 1969年.
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