広島電鉄は2024年10月23日、プレスリリースにて2025年2月1日に運賃改定を行うと公表した。今回はこれについて見ていく。
市内電車は白島線含め全線240円に値上げへ!
今回の2025年2月1日広島電鉄運賃改定では、2022年11月1日運賃改定以来約10年6か月ぶりに運賃値上げを図る。
今回の運賃改定は広島電鉄の路面電車を220円から240円に約9,1%値上げする。また割安だった白島線は160円から240円に約50%値上げしほかの市内電車と同額とする。
宮島線も全線240円に値上げへ!
今回の2025年2月1日広島電鉄運賃改定では、宮島線でも全線240円均一とする。
宮島線は初乗り140円、広電西広島~広電宮島口間230円だったが、今回の運賃改定で全区間で値上げし一律240円となる。初乗り運賃に至っては100円も値上げとなるわけだ。
ただそれではあまりにも急な値上げだし初乗り150円のJR西日本山陽本線にかなうはずがないので、新いCカードMOBIRY DAYS利用時に限り150円~220円と最大でも従来の10円値上げで利用できるようにする。
また宮島線内の定期券についても全区間で路面電車よりも大幅に安く設定する。
路面電車と宮島線連続利用全線240円に統一へ!
今回の2025年2月1日広島電鉄運賃改定では、路面電車と宮島線連続利用でも全線240円とする。これにより広島電鉄の電車は全線均一運賃となる。
宮島線から路面電車への連絡運賃は220円~270円であったが、今回の運賃改定で全線240円に値下げとなる。
合わせて路面電車全線定期が宮島線を含む広島電鉄電車全線定期券に拡大する。
広電バスも値上げへ!
今回の2025年2月1日広島電鉄運賃改定では、バスでも運賃を値上げする。
まず広島市中心部。路面電車同様220円から240円に値上げする。市中心部均一エリアは北方向に拡大するため一部区間で250円から240円への値下げはあるが、基本的に値上げである。なお宮地線方面井口・五日市方面へのエリア拡大はない。
また市中心部エリア以外でも初乗りを170円から200円に、全区間で30円~80円値上げし約13.9%の値上げを行うとしている。
なお広島電鉄では2026年以降さらに運賃江お値上げするとしている。
結び
今回の2025年2月1日広島電鉄運賃改定では、運賃を全線240円均一にそろえることとした。
今後広島電鉄でどのようなダイヤ改正と運賃改定を行うのか、見守ってゆきたい。
関連資料 – 電車・バスの運賃改定及び運賃・定期券制度等の変更について – 広島電鉄
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