JR東日本は2024年12月6日、プレスリリースにて2026年3月に運賃を改定すると公表した。今回はこれに付随する2026年3月JR東海運賃改定について見ていく。
新在別線で新横浜発着東海道新幹線で10円値上げか!
これまではJR東海東海道新幹線とJR東日本東海道線は同一路線とみなして運賃計算していたので、新横浜駅から東海道新幹線を利用する際には同じ営業キロを用いる横浜駅から東海道線を利用するのと同じ運賃としている。特に横浜駅・新横浜駅から営業キロ200km超の場合横浜駅発着とする横浜市内の適用となり新横浜駅から乗車しても横浜駅から乗車するものとして運賃を計算するきっぷのルールがあるが、横浜駅から横浜線利用新横浜駅のりかえ東海道新幹線利用で乗車しても7.9km短い横浜駅から東海道線利用小田原のりかえ東海道新幹線利用として安い運賃を適用していた。
が、今回の2026年3月JR東日本運賃改定では東海道新幹線と東海道線を別線扱いとして運賃計算するため、200km超横浜市内を適用する場合新横浜から東海道新幹線に乗車したとしても横浜駅から新横浜まで横浜線を利用したものとみなして運賃を計算する可能性が高い。
JR東日本運賃改定で10km以内のきっぷの運賃は幹線運賃相当で10円値上げとなる。JR東日本横浜線横浜~新横浜間は7.9kmであるから、10円値上げとなる。
ただ新横浜駅で東海道新幹線を乗降する場合、新横浜駅はJR東海保有であるからJR東日本の設備を一切使用せずに下車できるが、それでもJR東日本横浜線を7.9km乗車したとみなして差額運賃10円の値上げを行うのだろうか。
新在別線で7.9km遠くなることでさらに運賃値上げか!
新横浜(横浜市内)~米原間は417.1kmだったものが新在別線化で7.9km長い425.0kmとなり、運賃は6.930円から7,150円に220円値上げとなる。さらに先述したJR東日本横浜線差額加算10円を加えると230円の値上げとなる。
JR東日本東海道線値上げで東海道新幹線定期券も値上げへ!
結び
今回の2026年3月JR旅客6社旅客営業規則改定では、往復乗車券と連続乗車券の発売を取りやめ
関連情報:運賃改定の申請のお知らせ – JR東日本
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